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2006.08.09

『大地の芸術祭』in妻有

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 越後妻有アートトリエンナーレを体感する、今年の夏の旅もいよいよ3日目。新潟は連日の猛暑。気合いを入れ直して、迎えに来てもらったジャンボタクシーに乗り込む。
 午前中にキョロロの学校に行きたいという私たちの意向を伝えると、運転手さんは「その前にぜひこれだけは見てもらいたい!」と、半ば強制的に連れて行かれたのが空家プロジェクトのひとつ《最後の教室》だ。名前のとおり作品番号が最後の 329番 クリスチャン・ボルタンスキー&ジャン・カルマンの作品。
 なァ~るほど…、運転手さんがおっしゃるだけのことは確かにあった。廃校になった旧東川小学校(現在はコミュニティ施設)の全空間を劇場に見立てた美術館。中に入ると真っ暗だが目が闇に慣れてくるといろんなものが見えてくる。・・・ボルタンスキーがテーマとする『人間の不在』ってのがこれだな。暗闇だけではない。僅かな光の演出が効いていた。
 そこから大急ぎで《森の学校 キョロロ》の高~い展望台に上って、帰りは美人林にオマケで立ち寄り、車窓に広がる棚田の美しい風景を眺めながら中里のトリエンナーレセンターセンターへ。その途中にも田や畑の真ん中に突如として作品があったりするのが面白かった。
 早い昼食を兼ねた小休止の後、午後は再びジャンボタクシーに乗って、中里エリアの作品 《小出の家》 《空の水―V》 《大地のグルグル》 をはじめ15点ほどの作品を見て回り、最後は十日町ステージの 《越後妻有交流館 キナーレ》へ到着。大阪へ帰る列車の時間まで、この付近を散策しながらいくつかの作品を回った。最後まで、なんと粘り強いメンバーだこと。(笑)
 最終的に300点以上ある作品のうち、私たちは50点余りの作品を見てスタンプを押した。その他にも畑の中や小高い山の中腹に設置されていた作品を車窓から見た。・・・正直なところ、こんなに多くの作品を見ることが出来るとは思っていなかった。(こんなはずじゃなかった・・・笑) 少なくとも私は、それほど気力がないはずだ。今回の旅は猛暑にもかかわらず意外に疲れなかったのが不思議。理由はよく解らないが、《大地の芸術祭》によって元気をもらったという感じもする。
 『大地の芸術祭』のパンフレットを見て納得・・・大地とアートへ。生命力を浴びる旅。・・・こんなコピーを見つけた。

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コメント

ブログ拝見させていただきました。
細かく書かれていてすばらしぃです。
私は長い文章を書くのは苦手なので。
ボルダンスキーの作品はまだ見ていないのですが前回の作品が素晴らしかったので、今回も期待しています。
ガイドブックの番号順に見てまわっているので、一番最後になりそうです。

投稿: ぐりむ | 2006.08.12 02:15

へぇ~ガイドブックの順に回っておられるのですか・・・、スゴイ(笑)
もう少し良い気候の頃だといいですね。
でも、学生さんの参加や協力も多いので、どうしても夏休み中がメインになってしまうんでしょうね。

投稿: ORIBITO | 2006.08.15 14:50

はじめてコメントさせていただきます。
詳細なレポート、楽しく拝読致しました。
都会で参加する横浜トリエンナーレもいいですが、
自然の中でアートに触れるのはとても気持ちがいいのでしょうね。
夏休みにピッタリの、とても素敵な企画だと思いました。
私は「文化庁メディア芸術プラザ」の運営をしている者ですが、
現在私どもでは文化庁メディア芸術祭10周年の企画として、
「日本のメディア芸術100選」というアンケートを行っております。
もしご興味がおありでしたら、ぜひご参加ください。よろしくお願致します。

投稿: tomita | 2006.08.16 11:51

コメントありがとうございます。「日本のメディア芸術100選」というアンケート、作品を拝見したことがある作家さんのお名前がたくさんありましたが、作品名だけで写真とかが載せられていないので、ちょっと判り難かったです。知っている・・・ということも「日本のメディア芸術」を選考する上でひとつの判断基準になるかもしれませんが、それだけではイケナイと・・・、只今検討中です。(笑)

投稿: ORIBITO | 2006.08.16 18:55

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